百三十四回目 ☆イーシャンテンの構え方・その6(実戦編)☆
- 2005年03月13日 (日) 21:46
- カテゴリ:木村和幸の「ザ・ベストクエスチョン」
☆イーシャンテンの構え方・その6(実戦編)☆
百三十四回目<好形移行への手順>
今回は、2004年6月に行われた第2回ミューM1カップ
決勝戦2回戦の牌譜より井上ツアーの打ち筋を例題にします。
トータル4回戦で行われる決勝戦、1回戦目を2着で終え、トップの三原ツアーとマッチレースの様子になってきた2回戦目、親で連荘した三原ツアーがトップ目に立った南1局、7400点差で追いかける井上ツアーの配牌は以下の通り。
ドラ
役牌が暗刻で、チャンタがみえる牌姿です。
しかし、井上ツアーは第1ツモでをツモると、打
とし、早くもチャンタを見切り、トップ目三原ツアーの親を流すことに重点をおきます。そして、2巡目に
をツモって早くもイーシャンテン。
ツモ
ドラ
一見して、余剰牌は、と
手拍子で切ってしまいそうな牌姿です。
一応、メンツ候補は足りていますが、気になるのは、ピンズがカンチャンターツであることくらいでしょうか。
ここまでの捨て牌は以下の通り。
東家 三原孝博 38300
南家 張 健民 23900
西家 忍田幸夫 23000
北家 井上忠重 30900
それでは今週の問題です。
以上の状況から、井上ツアーが選んだ打牌を推理してください。
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