南場に入り、トップ目に立っていると、ついついスピードに頼りがちな手作りをしてしまいます。
早くゴールにだどりつきたいという心理の表われなのでしょう。
またトップ目に立てるような良い流れに入ると、軽くてスピード感たっぷりの手がやってくるものです。そして自分では手際よくアガリに向かっているような錯覚に陥っていくのです。
トップ目には「運」が味方してくれています。その「好運」を与えてくれる勝負の女神は、南場に入ると必ず一度や二度スピード手の誘い水をかけてきます。
ところが一見甘く見えるその水を飲んでしまうと、ゴール前で息があがってしまうのです。
図は安藤プロの手牌です。さて何を切る?
南1局 北家 4巡目 +7,000 ドラ
ツモ
【選択】
A. B. C. D.