下家に仕掛けられるとイヤな感じがするものです。神経質な打ち手ともなると、1打1打それこそ目を皿のようにしながら喰われない牌を探していきます。
確かに上家が甘いと仕掛けるほうも楽なものです。ふつうは急所から仕掛け始めるところを大胆なところからも動いていける感覚になれるからです。
もっとも、仕掛けを停滞させるということだけに神経を傾けすぎると自分のもっている勢いを殺してしまうこともあります。
このあたりの呼吸が難しいところですが、あまり過敏にならず、ドラそばなどの急所以外の牌には神経を使わずに打ってみるのも一法です。
図は私の手牌。下家の安藤プロが仕掛けています。さて何を切る?
東4局 北家 9巡目 ▲2,000 ドラ
ツモ
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