10月13日にスペインのバレンシアで開幕するヨーロッパ選手権にエントリーした。試合では英語を使用し、手積みで対局するためきちんとした準備が必要になる。そこで、同じく出場する鈴木芳洋さんが地元仙台で開く練習会に参加させてもらった。
鈴木さんは、ヨーロッパ選手権2連覇中の強豪で、2014年フランス開催、2017年ポルトガル開催を制している。(2020年は中止)
日本麻将体育協会東北本部の佐藤和宏さんのお宅で、さらに千葉康浩さんが加わる。ヨーロッパ選手権の表彰は個人と団体の2つあり、千葉さんはポルトガル大会で鈴木さんとチームを組み、3位に入賞した実力者だ。
今回は出場されないが、地元の盟友の3連覇を後押ししようと協力体制を敷いているのが素晴らしい。鈴木さんはさらに練習会を重ね万全を期すということなので、筆者も見習って準備しようと思っている。
というのも、今回は鈴木さんと同チームのため、足を引っ張れないという事情もあるのだ。
久々にスコアシートの記入も体験したが、ただでさえ乏しい脳のリソースが削がれる気がする。中国麻将は日本のように点棒を使わないので、1局ごとに得点のプラスマイナスを紙に記入しなければならない。それを4人のうちの誰かが担う。大抵は一番若そうな選手が貧乏くじを引くのだが、絶対にお鉢が回ってこないとは限らないので今から心配だ。
1荘戦(東場~北場)なので、1風ごとに記録者が変わっていけば公平なのだが、そうならないのはなぜなのか?
とにかくできる限りの準備で臨み、大会期間中は毎日レポートを上げるつもりなので期待していただきたい。
※提供:千葉康浩さん