令和生まれの清純派、逢川恵夢の「キョウギWidow」第2回

逢川恵夢のキョウギWidow

 みなさまこんにちは。日本プロ麻雀協会の逢川恵夢(あいかわ めぐむ)ですm(_ _)m

 さて、前回は所属団体でよく打っているルールや、あまり打たない苦手なルールについていろいろ書かせていただきました。

 まだご覧になっていない方はぜひそちらの方もよろしくお願いします(*´ω`*)

 一番好きな「赤あり麻雀」

 それで、ですね。

 私が日本プロ麻雀協会に入った理由の一つに「ルールが好きだったから」というのがありますが、もっと好きなルールがあります。

それはズバリ「赤あり麻雀」です!!!

 おそらくですが、四人打ちにおいて1番競技人口が多いのは「一発裏あり」「オカあり」「ウマあり」「赤あり」ルールだと思うんですよ!!!

 細かいルールの差異はあれど、「Mリーグルール」といえば何となくどんなルールか分かる方も多いのではないでしょうな?

 何故! 赤ありルールのリーグ戦を開催するプロ団体がないのか!!!?

長年の疑問です。1番親しまれてるルールと言っても過言ではないのに。。。

 というわけでですね、五十嵐代表! 日本プロ麻雀協会で、協会ルールに赤牌を入れたルール……Mリーグルールのリーグ戦、もしくは長期的な大会をしませんか!!?

 今からリーグ戦を赤ありに変えるのは非現実的すぎるし、新しくリーグ戦を作るのは色々と難しそうなので、長めの大会が現実的ですかね??

 協会では短期決着の大会だと、一日で優勝者が決まる「チャンピオンロード」や、期間は長いけれど勝負を決めるのが2半荘単位の「fuzzカップ」などが赤ありのルールを採用しています。

 両方ともルールは好きだし楽しいのですが、どうにも短期決戦すぎるのがさみしいです。

 ぜひとも「Mリーグルールの麻雀が強い人を決める大会」を作ることを前向きに検討をお願いいたします……!

 赤あり麻雀(Mリーグルール)の大会に何故そこまで執念を燃やすのか、私の気持ちを少し書いてみますね。五十嵐代表に届きますように……☆

 最多人口の赤ありで最強になりたい!

 まず、先程もチラッと書きましたが競技人口が多いことが魅力です! ネット麻雀もほとんどが赤ありのルールを採用しています。

 やはりプロとしては競技人口が少ない中での1番を決めるより、たくさんの人に愛されているルールで1番になりたいです!

 そして最近だと、Mリーグで麻雀を見るだけで、牌に触ったことがないという麻雀ファンの方が増えてきました。

 そういう人たちがプロ全体に興味を持ってくれた時、Mリーグルールの麻雀だと理解してもらいやすいと思います。

 そもそも! 麻雀は細かいルールの違いが多すぎて、見ている方はもちろん、やっている側も混乱することが少なくありません。

 英語や標準語ではないですが、麻雀の標準ルールというものがあるとすれば、私はMリーグルールだと思うのです。異論は認めます(笑)

数多のルールはあれど、やはり標準ルールはしておいて損はないのではないでしょうか!? いや、すべきと言っても過言ではありません……!!

 そしてなにより、自分を含めMリーグに憧れているプロからすると、「このルール得意ですよ☆」というアピールをするチャンスだと思います!

 もしかしたらMリーグにしか興味が無かった人が、Mリーグルールを本気でやっているプロ団体があるらしいという情報をきっかけに、日本プロ麻雀協会を好きになってくれるかもしれません!

 赤ありルール、Mリーグルールへの熱意を書いてきましたが、見てくれている人たちに楽しんでもらえるのが1番だと思っています。

 私が言われて嬉しい言葉の1つに「勉強になりました」「参考になります」などがあります。

 プロとして、人のお手本になれるような麻雀を打っていたと言ってもらえて、嬉しくないわけがありません。

 その時に、「赤あり麻雀(Mリーグルール)ならどうしてましたか?」と聞かれることがよくあります。逆に、赤ありの麻雀を見て「普段のリーグ戦(協会ルール)ならどうしてましたか?」と聞かれたことは1度もありません。

 つまり、麻雀が強くなりたくて対局を見ている人にも、Mリーグルールの需要は高いと言えます。

 見るだけの人たちはもちろん、普段から麻雀を打ち、強くなりたいと思っている人たちにも身近なルールでの大会の開催をぜひお願いします!