第1打を見れば、その打ち手のその局に臨む姿勢がハッキリと見てとれる、そんなマージャンを互いに打っていきたいと私は常々思っています。
卓上での牌を通しての会話ほど心地よいものはないからです。配牌をとり終えバラバラと字牌がいくつも孤立している手のとき、あなたは何を考え何を感じながら第1打牌しているのでしょう?
べつに私は最初からあきらめた打牌をしろと言っているのではなく、どんな悪配牌でも魂をこめた第1打であれば、その1局が素晴らしく映えたゲームになるだろうと思うからです。
第1打に己のすべてを乗せていくような感覚が欲しいのです。
図は岡澤氏の配牌です。さて第1打には何を切る?
東3局 北家 1巡目 ▲2,000 ドラ
ツモ
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