佐藤崇の第35期最高位決定戦自戦記②

南2局。
ここまでは
東家 佐藤58800
南家 水巻38000
西家 飯田13900
北家 村上 9300

更なる加点を目指すべく2巡目に仕掛ける。

三萬四萬五筒一索三索四索四索南南中 東東東横 ドラ五筒

次巡三萬をツモ切りする。手牌バランスを取ったつもりなんだろうが、自分でもこれがイマイチ解らない。確かにもうワンパンチ欲しい所なので、中を温存するのはいいとして、トイトイの発想が抜け落ちていた。
ここは打一索としておく所だろう。

次巡ツモ中。完全にお調子者になっている私はここでドラを離しそうだが、一旦打四萬なり打三索なりしておくと…

三萬三萬三萬四索四索南南南中中 東東東横

電光石火でこんなテンパイが組めていたようだ。そして終盤6000オールを引いているようだ。
実戦ではどのタイミングでも下家の水巻からドラポンが入る。これは最悪のケースだが、大切なのはこの後の対応である。11巡目に

三萬四萬三索四索四索南南南中中 東東東横 ツモ七筒

ここから打三索としているが、四索七索の筋と七筒を両方降ろすのは無謀だからだ。
点差を考えると終盤のテンパイ取りは少々行き過ぎかも知れないが…。

ドラなりダブ東なり、切るのが悪い事ではない。
麻雀において大切なのは、鳴かれた後の対応である。

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