【解答】百三十一回目 あがりトップの仕掛け
図 ドラ
出る
答え をチーする
メンゼンでピンフイーペーコー含みで狙える手なので、上家から切られたに見向きもしない人もいるでしょう。
通常の状況であればそれでも構いません。
ただ、上がりトップであるこの状況であれば、打点は全く必要ないので、テンパイスピードと出上がりのきく好形テンパイが優先的に求められます。
そう考えてみると、イーシャンテンは変わりないもののをカンチャンでチーすることで、タンヤオを確定させ、とりあえずは出上がりのきく形を確定させるのも悪くはありません。
やが叩けたり、ツモってくるようなら両面以上の待ちになりますし、ツモでの十分形も考えられます。
あがることだけを優先的に考えた場合では、手役を確定させ、好形への変化もある実戦的な仕掛けといえるでしょう。
実戦では、チーした2巡後にを引き入れ、
チー
このようなの変則3面張となり、13巡目にかけた私の親の威嚇リーチにも屈せず、
15巡目、を私がつかみ、21局にも及んだミューカップイン大阪の決勝戦は、山本ツアーの優勝で幕を閉じました。